フコイダンの効能

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フコイダンについては、企業や大学などの研究や動物実験から、さまざまな効果が確認されてきました。まずは免疫力の向上です。とある企業と大学の共同研究では、高齢者がフコイダンを摂取した結果、免疫力をつかさどるナチュラルキラー細胞が活性化したという結果が得られています。

また、強い酸性である胃の粘膜に生息し、胃壁を傷つけることで近年問題になっているピロリ菌に対しても効果が確認されています。ピロリ菌は胃の粘膜に存在する硫酸基を好んで吸い付く性質がありますが、フコイダンにも硫酸基があり、これにピロリ菌を吸い付けて胃から除去するのです。

更に、がごめ昆布に由来するフコイダンにはHGF(肝細胞増殖因子)を作らせる作用があることも分かっています。HGFは、肝臓をはじめとするあらゆる器官の組織や上皮細胞の再生に作用します。「沈黙の臓器」といわれる肝臓の機能を向上させる効果も、フコイダンが注目される大きな理由の1つです。

フコイダンの効能に関する研究は現在も途上であるといえますが、この他の効能として、コレステロールを低下させる、血糖値の上昇を抑える等が期待できるとされています。水溶性の食物繊維であるために、フコイダンは大腸内の善玉菌を増やし、腸の働きをよくする効果もあります。また、活性酸素に対する抗酸化作用や肌につけた場合に水分の蒸発を防ぐ保湿作用など、美容上の効能についても大いに期待されるところです。

フコイダンの健康食品への利用

先に述べた通り、日本では古くから海藻を食料とし、フコイダンについても伝統的に摂取してきたといえますが、オキナワモズクの場合でも1kgの海藻からフコイダンは5gほどしか取れません。
ただ、フコイダンの効果を十分に取り入れるためには大量の海藻を摂取する必要がありますし、それに伴って塩分やヨードを過剰に摂取してしまうリスクもあります。

そこで、さまざまな効果が期待できるフコイダンを取り入れる方法としては、抽出されたものを取ることが簡単で現実的な方法になります。
錠剤フコイダン製品はいろいろな形で出ていますが、代表的なものはタブレットやカプセル、ドリンクでしょう。
フコイダンは多糖体であるL-フコースが多数つながった高分子であるため、そのままの形では体内に吸収されにくいと考えられてきましたが、最近ではある程度高分子であっても吸収されること、低分子化してしまうと、吸収はされやすいものの機能性が弱くなってしまうことが分かっており、ある程度高分子の状態で取る方が効果的であるとされています。

フコイダンは薬品ではなく食品なので、摂取量に制限は設けられていませんが、水溶性の食物繊維であるために水分を吸収して便が軟らかくなるといった作用はあります。どの成分に関してもいえることですが、適量をわきまえて使うことが大切です。


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フコイダンの特徴について

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モズク「フコイダン」という言葉を聞いたことがありますか?
何か体によさそうなものらしいけれど、具体的にどういうものかはよく分からない、という人が多いかもしれません。
フコイダンは「硫酸化多糖の一種です。
コンブやワカメ(一部位であるメカブを含む)、 モズクなど褐藻類の粘質物に多く含まれる食物繊維である」と定義されています。

藻類とは、光合成を行う生物のうち、地上に生息するもの以外を指し、褐藻類はその中で褐色をしているもの。
海に生息することが多く、日本人が古くから食品として摂取しているワカメやコンブなどの海藻を指すと考えると分かりやすいですね。
その中に含まれる「多糖」とは、こちらも最近よく名前を聞くようになった「がごめ昆布」のねばねばした部分、というイメージで考えるといいでしょう。

フコイダンそのものは100年ほど前に発見されており、1970年代から研究が盛んになりました。
大きく注目されるようになったきっかけは、1990年代になって抗腫瘍作用が認められるようになったことです。つまり「がんに効く」のではないかと考えられたのです。フコイダン研究の多くは、細胞の培養や動物実験に基づくものであり、実際に人間が摂取するとどのような効果があるか、といった臨床研究は進んでいません。

それでも、ミネラルやビタミン、食物繊維を豊富に含み、かつカロリーも低い健康的な食品である海藻に更に効果的な作用があるということで、今後の研究が大いに期待されているのです。ここでは、フコイダンの特徴と、実際に健康食品にどのように利用されているかをご紹介します。